ネットでの出会いには危険が付き物だと、友人は話します。
「顔が見えないから、悪意を持っていてもそれが分らなかったりする世界じゃない。詐欺とかもあるしね、だから本当に危険なんだよ」
私はヤリ逃げの詐欺に遭っています。
公佳の話すことは、身に沁みて理解出来る部分でした。
「体の関係無しと言っておいて、待ち合わせしたら初回だけエッチって言い出す人もいたし。お金を支払うんだから信頼関係を作るため、クレジットカードを渡して暗証番号を教えろっていう、理不尽な人もいたよ」
ネットの出会いを聞くと、実に恐ろしいと感じました。
「だからね、絶対に無料の掲示板とかSNSは使わないこと。無料で匿名性が高いと、基本的に悪質な人しかいないと思わないとね」
これは彼女自身も失敗してきた経験から弾き出した答えのようです。
私も失敗経験があるため、納得しまくる感じでした。
安全な出会いについて調べ続けた結果、出会い系サイトが良いと言うことが分かったそうです。
「調べた中ではダントツに人気と安全性が高かったのがJメール、あとはワクワクメールなの。ここパパ活サイトとして利用して、いまのパパと出会ったんだ。もちろんアプリもあるから安心して」
出会い系サイトの利用、それがお金がない時、助けてくれる人を見つける場所。
ワクワクした気持ちが、体の芯から溢れ出すような感じでした。
「エッチ無しで、お金を無償で支援してくれる人だから、パパ活よりも時間は必要だと思って、じっくり募集すること。Jメールもワクワクメールも女は無料利用が出来るからね。それに本人確認があるから匿名性も低い。悪人が少ないという証拠だよ」
彼女の使ったパパ活サイトは、何からなにまで素晴らしい場所なのだと納得できました。
出会い系でお金を無償支援してくれる人を探せる。
久しぶりに、明るい気分を取り戻せたような感じでした。
だって、エッチしなくていいんです。
お食事デートするだけなんです。
精神的にも、肉体的にも負担がない男女関係なんですから。